最近のこと

かってなブログ

死ぬまで現役 という言葉があるが

その言葉通りになさった方の葬儀があった。

私は直接に面識はなく 話だけしか聞いたことがないが

その人は内科医であった。

主人は ドクターコトーのようだな。と言っていた。

私はそこまでじゃないかも とは思ったけれど

人は亡くなると美化されるから そう言ってもいいかな。

代々続く医者だったそうだ。

息子さんもお医者さんらしいが、私の知る限り

息子さんの活動する場所は不明。

跡を継がずに、その医院は閉鎖する運びとなった。

しかし 閉鎖は昨年末であったので

お亡くなりになる寸前まで 医者として

患者さんに寄り添ってきた方であろう。

私はそこの患者ではなく (そもそも医療機関にかからないので)

主人や義母のかかりつけであった。

時にはお薬をもらいに行くぐらいで、

先生とお会いしたことすらないので、どんな方かも知らないのだが。

それでも お亡くなりになる間際までしっかりお仕事をして

地域に貢献されてきたことは

この地域の人たち 誰しもが知ることだと思う。

生涯現役・・という言葉を多言語に訳す時

日本人と同じような感覚はない・・・とある外国の方に

言われたことがある。

そんなもんなのか・・と驚いたことがあるが

その外国の方の感覚だから、同じ国の人がみんなそうではないかもだが。

コロナワクチンやインフルエンザワクチン等をしっかり引き受けて

いらした先生がいなくなってしまって

さぞかし患者さんたちは不便だろうなぁと思う。

主人が葬儀に出席した際 奥様とお話しする機会があったそう。

責任を果たせずにすみません と言われたそう。

奥様もきっと先生を支えて ここまでいらしたんだろうなぁと

発する言葉で察することができた。

きっと 先生のことは語り継がれていくのでは と思った。

そして

先生の遺志をついで あの医院を復活できる日が来るといいなぁと

思った。